アリとキリギリスは��浜のマンションでカビ結露防止を行っています。

マンション概要

• 築年数２８年
• 鉄筋コンクリート造
• ��浜市住宅供給公社

 

こちらの建物は��浜市住宅供給公社が販売した
マンションで、築年数は２８年と比較的新しい建物です。

 

カビの状態は写真の様にコーナー部分と
その周辺壁で確認出来ました。

 

築２５〜３０年のマンションの北側の
部屋で見られる一般的な状態です。

 

施工規模は既存部分を出来るだけ使用した
フルリフォームでした。

 

断熱方式はスタイルフォーム方式で北側３部屋と
南側のリビングダイニングで外壁に面した全ての
部屋を行いました。

 

 

 

施工

�@壁の石膏ボードを撤去し、木製の壁胴縁を
　 取付けます。

 

�A断熱材と防湿フィルムを取付けます。
写真はリビングダイニングですが、角部屋なので
窓側の南面だけでは西面も全て断熱工事を
行いました。

 

�B天井も冷温伝導の範囲を解体して、
　 ２方向Ｌ型に断熱材と防湿フィルムを取付けます。

 

�C合板張り下地工事は完成です。

通常は石膏ボードを張りますが、この現場では
壁全面にリビング収納を取付ける為に
合板下地にしました。

 

�D最後にクロスを貼って完了です。

 

 

マンション概要

 

• 築年数３７年
• 鉄筋コンクリート造
• ��浜市住宅供給公社

 

 

こちらの建物は野庭団地と云う

マンション団地の３ＤＫの建物です。

 

お部屋は両側に隣家がある中間位置です。
断熱工事は外壁に面している北面の居室と
南面の居室を行いました。

 

今回はスケルトンにして間取り変更を伴う
リフォームでした。
右の写真は解体が全て終了した状態です。

 

断熱材は入っていませんでした。
まだ当時は断熱材を入れないのが常識だったようですね。

 

発泡ウレタン吹き付け断熱

発泡ウレタンの吹き付けは写真の様に
発泡ウレタン発生装置を屋外に設置し、高圧ホースを
部屋内に引き込み,吹き付けて行く大掛かりな方法です

 

その為、一度に吹き付け作業が出来る
スケルトンリフォームに適しています。

 

尚、発泡ウレタン吹き付け断熱工法は
コンクリート面との間に隙間が出来ない、
と云う点で、非常に優れた工法です。

 

 

施工

�@木製の胴縁材をコンクリート壁に取付けます

 

�A天井にも木製の野縁材を取付けます。

 

�B木部にウレタンが付かない様に
　 マスキングテープで養生を行います

 

�C発泡ウレタンをなるべく均一に
　吹き付けます。(写真)

 

�D天井や隣家との間仕切り壁も

　 冷温伝達の影響範囲まで吹き付けます。

 

右の写真は北側居室のウレタン吹き付
完了の状態。

 

右の写真は南側の居室のウレタン吹き付
完了の状態。

 

こちらの現場のようにスケルトンにして
発泡ウレタンを吹き付け、壁、天井を
新規に作る場合には断熱工事による
段差は生じません。

 

 

珪藻土塗り壁

こちらの現場では珪藻土の調湿機能を

ご理解頂き採用いたしました。

 

結露防止にも当然効果を発揮しますが、
湿度の高い日にも調湿効果によって
室内の環境が良好に保てます。

 

 

完成

南側のリビングダイニングの完成写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

マンション概要

 

• 築年数３９年
• 鉄筋コンクリート造
• ��浜市住宅供給公社

 

お部屋が建物の端にある場合には
北面、南面と合わせて妻側と呼ばれ
東又は西面の断熱工事が必要です。

 

こちらの現場は西面（写真の右）が
妻側になるのでそこの壁及び天井の
一部を発泡ｳﾚﾀﾝ吹き付け断熱で
行いました。

 

こちらの建物も断熱材は入っていませんでした。

 

 

施工

右の写真は北側の部屋の
発泡ｳﾚﾀﾝ吹き付けの様子。

 

 

右の写真は妻側、西面の吹き付けの状況です。
天井部分も冷温伝達のある範囲は
吹き付けを行います。

 

 

右の写真は南側の吹き付けの状況です。
写真の正面は収納になる部分ですが
ここもしっかり吹き付けておきます。

 

 

右の写真は発泡ｳﾚﾀﾝの吹き付け厚さを
確認するゲージです。