カビ結露防止リフォームの施工計画
角部屋の場合には範囲が広くなります
結露防止断熱工事計画では図のA・B・Cを
行うのが基本になります。
片側が外部の角部屋の場合はA・B・Cに
加え、イの部分(妻側)も必要になります。
内窓サッシを必ず設置する・・・
結露防止リフォームを行う際には
必ず内窓サッシを取付けて下さい。
せっかく壁内結露防止を行っても、窓ガラスに
結露が発生してはしょうがありません。
窓廻りの結露水の掃除がなくなり、楽ですし、
によりも室内が暖かくなります。
又、夏冬共にエアコンの効きもグットよくなり
電気代も安くなります。
南側の窓ではLowーeガラスと云って日射を
反射させてくれる内窓サッシを付けると
夏の強力な日射を遮ってくれより快適な
お部屋になります。
当然エアコンの効きや電気代も違ってきます。
施工範囲
お部屋の1面が外気に接している場合・・・
施工の範囲は右の上の図のように、
@外気に接している壁1面全体
A隣家との境のコンクリート壁の一部
こちらは壁全面ではなく、熱伝導の
影響範囲までです。
外壁に直交している間仕切り用の
木造壁は熱伝導の影響を受けにくいので
断熱は行いません。
Bコンクリート天井の一部
こちらは天井全体ではなく、熱伝導の
影響範囲までです。
お部屋の2面が外気に接している場合・・・
施工の範囲は右の上の図のように、
@外気に接している壁2面全体(L型)
に行います。
Aコンクリート天井の一部(L型)
こちらは天井全体ではなく、熱伝導の
影響範囲までをL型に行います。
実際の施工状況
実際の施行状況は写真のようです。
正面は窓を除き壁全面に断熱材を
取付けます。
天井にも同様に断熱材を取付けます。
下の写真のように断熱材を入れた
部分は段差になります。